何をしているのかと近づいてみると、そこには「たんぽぽの綿毛」。白くて、ふわふわした柔らかな綿毛です。
教室にあったタンポポが綿毛の姿に変身し、外に移動する途中の出来事。玄関で、綿毛の一部が落ちてしまったようです。
学年が違う子供同士が、力を合わせて、一生懸命拾っています。
土のあるところを探して、フーフーと飛ばします。
飛んでいく様子も面白く、いつか、たくさんのタンポポが咲いてくれますようにと願いを込めて。
これは、同じ女の子が、5月の雨のひどい日にくれた赤い実。片袖ベタベタになりながら、学校まで歩いてきて、
この実をあげようと思ってくれた心に、感謝です。
何気ない植物に興味を抱き、大事に関わろうとする自然な優しさがそこにあります。
そんな力を出せる学校でありたいものです。
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