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越えていくから面白い
3 10月,2022作成者: 麻生津小 斎藤 弘子
1年生の算数授業。紙の縦と横の長さを比べています。

どっちが長いか、1年生なりのあの手この手。
よく見ていると、一人一人の考えたり試したりするこだわりポイントもあります。
これが実に面白いのです。

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紙を折る考えなんだけど、微妙に赤と青の線が並んで見えるようにずらして折っている子。
紫色になった角のことは、何も言われていないから、どっちが長いかで言えば見えやすく比べやすい。確かに。

紙テープを使うなら、端をそろえて折り目の位置を比べて、「ここからここまで長い」と伝える子。
切ったり書いたりせずに、テープ1本で分かる。確かに。

ブロックを使って並べる子も。
青のテープの横に並べるブロックを、「裏の青い方でいいんじゃない」とアドバイスする子。
縦と横の並べたブロックが、縦線・横線に合わせて色を変えると分かりやすい。確かに。

ブロックのケースを回転させて、ちょうどケースの縦と横合わせた分になったと気付いた子。
偶然も手伝って、自分だけの工夫が楽しくて、目を見張ります。よかったね。

隣の子の紙と、自分の紙を並べて、縦と横を比べる子。
早いよね。確かに。

1年生の授業。多様に考えながら、やってみて、友達に刺激をもらって、さらに考えて。
よりはやく、より便利に、より分かりやすく。方向性はきちんと見据えて、1年生なりに試行錯誤。
先生の考えたことを少しずつ越えていく。たまらなく面白い子供達が育っています。

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