朝学校の周りを歩き、わずかですが毎日落ちているゴミを拾うのが日課になりました。
もう20年以上前の大坂教育大学附属池田小学校の事件があった後、
学校周辺の環境を整備することが、不審者を近づけないことにつながると言われているからです。
本校の見守り隊さんは、学校まで登下校を付き添ってくださる方もいます。
寒くなってきた朝毎日続けるのは大変なことだと思うのですが、
皆さんいつも笑顔で子供達に寄り添ってくださいます。
今年度は、警察の方もお呼びして、不審者対応訓練を行いました。
教室の子供達が静かに隠れる中、不審者対応をする教員たちが暗号に合わせて、集まってきました。
打合せのない流れの中で、
不審者対応の迫真の訓練となりました。
もちろん教員が不審者を確保できるわけではないのです。
警察の方が駆けつけてくれるまでの時間、子どもの安全を守りたいということなのですが
おもちゃのナイフも持っている犯人役の警察官さんの熱が伝わってきての対応です。
今回の訓練自体は、反省もいろいろありますが、
それでも教員達が真剣に一生懸命子供達を守ろうとする姿の尊さは
大事にしたいと思うのです。
目に見えない「子供達を守ろう」とする力が、あそうづっこの健やかさを支えています。
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