5月27日
3年生から学び始める理科は、子どもたちが大好きな教科の一つです。教室前の廊下にある飼育ケースに、モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫がいて、登校後すぐから休み時間、帰る直前まで、多くの子が一日に何度も何度ものぞいています。「先生! 昨日たまごだったのに、アオムシになってるよ」「上の方に上がっているから、きっと明日さなぎになってると思う」「キャベツが穴だらけで、フンがいっぱいだよ!」など、観察をした子が休み時間ごとに報告に来ます。また、中庭のキャベツにいるアオムシを観察しに行くことも楽しんでいます。今は、さなぎが多くなってきていて、羽化する日を楽しみに待っていると
ころです。
一方、教室の中では、ヒマワリ、オクラ、ピーマン、ホウセンカなどの種を植えて、苗を育てています。これもまた、毎日の観察の対象で、休み時間ごとに観察し、わずかの変化を逃さず見つけて、報告に来ます。子どもの観察力ってすばらしいなあと思いながら、小さな命から多くのことを学んでいる子どもたちの姿をうれしく思っています。
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