4年生は総合的な学習の時間に福祉について学習しています。1学期は、特に高齢者福祉について理解を深めていきます。
先週6月1日に、福井市社会福祉協議会から講師の方を招き、高齢者疑似体験を行いました。腕や脚にサポーターやおもりをつけ、体が動かしにくいことに加え、軍手やくもりのかかったゴーグルをつけ、細かい作業がやりにくいことや視力が弱まっていることも体験しました。普段は何気なく行っている階段を上り下りすること、教科書をめくって読むこと、お金を財布から取り出すこと等も器具を付けると、とても大変なことがわかりました。
感想を聞くと「私達は体験だけど、お年寄りの方は毎日これが続くと、とても疲れると思う。自分の家のおじいちゃん、おばあちゃんを助けてあげたい」といったような体験をもとにして、お年寄りの方の困り感に気付くことができました。今後は、認知症についての講話も計画しており、さらに高齢者福祉について理解を深めていきます。
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