今週は総合的な学習で学んでいるＳＤＧｓについてゲストティーチャーをお招きして学習しました。ＳＤＧｓの基本的な考え方や目指す目標について説明を受けた後、カードゲームを使って、私たちの生活が社会にどのような影響を及ぼしていくかをシュミレーションしていくゲームを行いました。
カードゲームでは、チームごとに「お金が大切」「人とのつながりが大切」といった目標が割り当てられ、その達成を目指す中で、チームが集まってできる小さな世界の「経済」「環境」「社会」の様子が変化していきます。
前半戦が終わると、カードゲーム内の小さな世界は、経済は絶好調だけれど、環境や社会は危機的という状況になってしまいました。その説明を聞いた子ども達は、後半戦では社会を守ろうとゲームの進め方を変えていました。最終的にカードゲーム内のＳＤＧｓ達成率は５０％と８０％という結果でした。
カードゲームを通して、私たち一人一人の行動が世界をよりよい方向にも、より悪い方向にも変えていくということが実感できました。子ども達からは「未来をつくる主役は自分。これまであまり考えてこなかった社会や環境のことを意識して行動したい」という感想が聞かれました。これからの総合的な学習では、チームに分かれて、さらにＳＤＧｓについて詳しく調べ、考えていきます。どんな学びに発展していくのか、ますます楽しみです。
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