11月15日(月)4年生は校外学習に出かけました。行程は次の通りです。
越前和紙の里 → 武生中央公園(昼食) → タケフナイフビレッジ
和紙の里では、本物の原料や和紙作りの道具を間近で見学しました。作業する職人さんからは「これは平安時代からずっと変わらない音だよ」と話がありました。耳を澄ますと、紙をすくときに垂れ落ちる水の音がポチャン、ポチャンと作業場に静かに響き渡るのが聞こえます。しっとりとした雰囲気で伝統を味わうことができました。場所を移動して、紙作りの体験も行いました。葉っぱなどでデコレーションをして、思い思いの作品に仕上げることができました。
ナイフビレッジでは、越前打刃物の作り方を学びました。職人さんたちが手作業で包丁を一つ一つ作っている様子を見学しました。施設の方から、越前打刃物の多くが海外で消費されているというお話があり、世界にほこれる伝統工芸が身近にあることに子どもたちは驚いていました。
教科書やインターネットでは、わからないような現場の音やにおい、空気感を実際に肌で感じることができ、心に残る校外学習になったと思います。学んだことを社会の学習などに生かしていきます。
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