2月7日、わくわく交流デーがありました。来年度入学予定の年長さんとお家の方に向けて、1年生が今まで学習してきたことを発表する場でした。1年生は、一人一つ担当する仕事を決め、自分の仕事を一生懸命に行うことができました。コーンやマットなどの会場の準備をする係、教室や体育館を華やかに飾り付けする係、年長さんに名札を貼ったり、誘導したりする係など、すべて1年生の手で行いました。自分の係を忘れる
ことなく、責任をもって取り組む姿が大変頼もしかったです。
はじめの会では、司会をする子や歓迎の言葉を言う子をはじめ、1年生みんなから、年長さんに会えて嬉しいという気持ちが伝わってきました。マットやなわとびの発表では、練習してきた成果を十分に発揮しようと意気込んでいる姿が見られました。話を聞く姿勢、返事など、年長さんの良いお手本になっていたように感じます。
それぞれの場所に分かれた活動においても、ペアの子を優しく連れて行ったり、教えたりする1年生の姿をたくさん見ることができました。学校案内では、堂々と教室の説明をしたり、廊下の歩き方を説明したりすることができました。途中でトイレに行きたくなった子にも優しく声をかけて連れて行くことができていました。教室での活動では、ランドセルの担ぎ方、鉛筆の持ち方など、学校生活のことを年長さんに向けて教えていました。学校を紹介するクイズでは、正解した子に1年生が率先して拍手を送って盛り上げようとする姿が見られました。
終わりの会でのメダル渡しでは、「4月に会えるのを楽しみに待っているね」「今日は一緒にまわれて楽しかったよ」などと声をかけながらメダルを渡す姿が見られました。年長さんの嬉しそうな顔を見て、1年生も喜んでいるようでした。交流会が終わり、年長さんをお家の方のところまで送り届けたときには、寂しい顔を浮かべている1年生が多くいました。年長さんだけでなく、1年生にとっても楽しい会になったことを大変嬉しく思います。
今回のわくわく交流デーを通して、入学してからこれまでに子どもたちが力をつけてきたことをたくさん感じさせられました。1年生も残り2ヶ月弱です。今回の経験を生かして、2年生に向けてさらなる力をつけていってくれることを願っています。
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