10月10日(火)と11日(水)にクラスごとに紙すきをしました。11月に校外学習で出かける和紙の里での紙すきの事前体験として取り組みました。
夏休みが終わってから、「牛乳パックを集める」「コーティングをはがす」「細かくちぎる」「水を含ませる」「攪拌させる」という数々の作業を協力して行ってきました。何かを作るときには、地道な作業が必要だということを体験しました。
10月に入り、紙の材料ができたので、いよいよ紙すきです。この時間は、紙の材料にのりを混ぜることから始めました。「和紙作りの場合は、のりの代わりにとろろあおいという植物の根っこのどろどろを混ぜるよ。」と伝えると、「昔は何でも植物から作ったんだ。」とびっくりしていました。
ジュースのペットボトルで作った枠を選び、思い思いに世界に一つだけの栞を作りました。一人ではやりにくい作業も友達の手を借りて上手にやっている様子が見られました。秋休みの間、しっかり乾燥させた後は、模様を描いたり、穴を開けて紐を通したりして完成です。完成が楽しみな子どもたちでした。
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