「つくろう!みんなにやさしいまち」のテーマのもと、福祉学習を進めています。12月12日(木)に目の不自由な人のガイドヘルプ体験を行いました。「廊下を歩く」、「図書室で本を選ぶ」、「椅子に座ったり、立ったりする」など普段当たり前にやっていることを、アイマスクをした状態で体験しました。子どもたちは少し怖がりながら、ゆっくりと歩いたり、手探りで椅子の場所を確かめたりしてい
ました。サポートをしてくれる友達の肩をぎゅっとつかむその様子からも、サポートの大切さを感じる様子が伝わってくるようでした。体験を終えた子どもたちからは、「いつもの廊下のはずなのに緊張した」や「サポートの大切さに気付いたので、自分も助けてあげたい」といった感想が聞かれました。
さらに、ミニ体験コーナーでは、点字を触ることで、サランラップとアルミホイルを当てたり、シャンプーとリンスを当てたりする体験をしました。また、講師の方にお持ちいただいた点字の本や点字付きのトランプ、オセロなどにも触れ、障害をもつ人々の生活を豊かにする工夫にまで視野が広まりました。
次は、パラリンピック種目としても採用されているボッチャを体験します。「みんなにやさしいスポーツ」を体験することで、子どもたちの考えがどう変わっていくのか楽しみです。
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