6月29日(水)に6年生が税理士の先生をお招きして、租税教室を行いました。先生が、どんな税金が
あるか質問すると、すぐに消費税との答えが出ました。働いている人が給料の一部から納める税金も含め
て、日本には50種類の税金があると教えていただきました。江戸時代には、1500種類もの税金があ
り、生活のすべてに税金がかかっている状態だったと聞いて驚きました。
次に、税金のある世界と税金のない世界を説明したアニメを見ました。税金のない世界では、火事を消しても
らうにもお金がかかり、街中にはゴミがあふれ、みんなが遊ぶ公園も潰されていました。視聴後、「税金は、
お金がかかるからいらないと思っていたけど、改めて必要だと思った」「税金がなくなると公園がなくなった
りするので困る」との感想が子どもたちから聞かれました。
教育に係る費用の説明では、小学生一人当たり、1年間に90万円近くの税金が使われることを知りました。
先生は、クラス全員を6年間小学校で教育するためには、約1億円かかると説明され、「この中に本物と同じ
重さの1億円が入っています」とジュラルミン製の鞄を示しました。代表の子が持ってみると、その重さに驚
きました。
今日の授業で、税金としてお父さんやお母さんたちから集められた大切なお金が、自分たちの学校生活のため
に使われていることをしっかりと受け止めることができたようです。
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