県立盲学校の先生をお招きして、視覚に障害がある人も周りの人も安心して暮らせる社会について考えました。
まず、視覚に障害のある人の見え方について教えてもらいました。全体的にかすんでいたり、真ん中が見えなかったりと
様々であることを知りました。障害により見えにくい人たちは、日常生活をおくれるように、点字を学んだり生活の訓練
をしたりしています。「障がい者」は、「体のどこかに『障害』のある人」という考え方ではなく、「障害のある社会で
暮らしている人」との考えに変えなくてはいけません。そのために、どんな人でも不便でない社会にしていきましょうと
先生は話されました。
点字ブロックや音が鳴る信号機などのハード面でのバリアフリーに加え、互いに思いやりの気持ちで暮らす「心のバリア
フリー」が大切です。
そこで、ガイドヘルプの体験を行いました。目隠しした子を障害物が置かれたところを安全に案内していきます。案内する
子の肩に手を置いたり、肘を掴んでもらったりして、段差や障害物があれば、言葉で説明しながら歩きました。
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